中学校給食




2011年4月、ついに全中学校で完全給食が始まりました。市民が30年来の運動で勝ちとった歴史的な成果です。

市民運動が盛り上がった1997年9月、中学校給食を実現させる会は、約七万人の署名を添えて市議会に請願。市議会では日本共産党が議会のたびに要求しました。

世論の盛り上がりに押され01年、当時の末吉市長は、公明党等の要求で「昼食事業」の試行を始め、03年度には全校で実施されました。平たく言えば、業者が作った弁当を注文に応じて生徒に配るというものですが、「おいしくない」と注文が激減、業者も赤字続きですぐ中止されました。

2005年になると、保守系会派からも中学校給食の実施を求める質問がされ始めます。同年の市議会では、市民にアンケートをとってはどうかという質問に、教育委員会は、「調査をすれば、圧倒的に要望が高いのはわかっている」と答えたものです。

当時、文部科学省も中学校給食については「100%実施をめざす」と積極的で、市としては居直るしかない状況に追い込まれており、実現はもはや時間の問題でした。

こうした歴史的状況の中で、2007年の市長選挙で、日本共産党などが参加する「市民の会」の候補も北橋候補(現市長)も、中学校給食の実施あるいは「検討」を公約。09年度からついに導入が始まりました。

小学校で作って中学校に運ぶという親子方式のため、今後、中学校での自校方式に発展させる課題が残っています。